みなさま新年あけましておめでとうございます!しばらく書かないうちに年を越してしまいました。
日本には昨年11月に帰国していましたが、それ以降今まで何をしていたかというと、脱ステロイド治療なるものに取り組んでいました。
ステロイドという言葉自体にピンとこない方もいるかと思いますが、薬の名前でして、私は時折悪化するアトピーを抑えるためにたびたび塗り薬のステロイドを使用していました。ステロイドにも強さが5段階(Weak,Medium,Strong,VeryStrong,Strongest)あって、さまざまな種類があります。私が主に使っていたのはリンデロン(VeryStrong)とジフラール(Strongest)でした。実際この脱ステロイド治療をはじめるまでは、こんな風に強さに段階があるなんてよく知らなかったし、皮膚科の先生が処方した薬を疑いもせずただいわれるままに塗りたくっていました。
そしてオーストラリアでのワーホリ。前に記事にしたように、きっと異国でのストレスも相まってアトピーが悪化してしまい、寝れないほどに。結局現地で総合医にかかったのですが、ここで経口ステロイドを処方され飲んでいました。
これがまた良く効くステロイドで、日本にはない種類なのですが強かったと思います。荒れていた肌が飲んで2日もすればすっかりきれいに。でも飲むのをやめるとまた悪化するので飲んでの繰り返し。感覚的にこれは長い間飲んではいけない薬なんだなというのを感じていたのと、使ううちに肌がビニールのように薄くつる感じになってきたのとで、日本に帰ったら使うのをやめようと思っていました。
そして、日本に帰国してすべてのステロイドの使用をストップしたわけです。これを脱ステロイドと呼ぶそうで、ネットで調べるとたくさん実践した方の体験談や経過がのっていて、自分も同じようにやってみようと思ったのです。
だけどこれが辛いのなんのって!突然ステロイドの使用をやめると離脱症状というものが体に現れてきます。まず、最初の2週間ほどは全身が真っ赤に炎症を起こし、かつ猛烈にかゆい。全身がほてった感じになる。
そして自律神経をやられてしまうので、暖かくしていてもガクガク震えるほど寒く感じる。寝るときなんかは、寒いから布団をかぶるんだけど、体はほてってるから蒸れて寝苦しい。かゆい、ねむれない。
次の段階は乾燥でお風呂に入って出ると全身がものすごい勢いで乾燥して肌が逆剥けるほど。ガピガピになるから動くのが痛く、首もまわらず、常に猫背で肩が上がった状態で肩こりがひどくなる。乾燥した肌の落屑で、朝起きるとシーツに落ちた皮が大量に、そして部屋にも私のいたところには皮が落ちてる有様。
皮が何度も落ちて後ろから新しい皮膚ができて再生されて治っていくのかと思いきや、ここにきてジュクジュク期に。脱ステロイドから1か月後あたりかな?首と耳の後ろから浸出液がでるようになって見た目的にもさらにひどくなってしまい心が少し折れる。ネットだと2週間ぐらいで浸出液はとまるとあったけどかれこれ3週間はジュクジュクしてる。
一緒に脱保湿もしてるので肌には何もつけてない。浸出液は水分の取りすぎがよくないとあったので意識して減らし中。
今は脱ステ始めて2か月ほど。早い人だと3か月ぐらいで治ってるのでもう少し様子を見ながらがんばろうというところ。
せっかく日本に帰ってきたのにこんな状態で誰にも会いたくなくて、友達一人にも会えてない。早く回復してみんなと笑いたいな。
また状況に変化があったら記事にしたいと思います。

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